【フィリピン人のビザ】兼新年のご挨拶

Wework OCEAN GATEの様子

あけましておめでとうございます。昨年中は大変お世話になりました、今年度もどうぞよろしくお願いいたします。

Weworkに入居しました

事後報告になりますが、2018年11月より、Weworkオーシャンゲート(横浜市西区みなとみらい)にワークスペースを持ちました。
年末に立ち上げた法人の住所と面談スペースとしての使用が目的ですが、Weworkのコミュニティにて、異なる業種の方々との交流から得られる刺激やヒントに期待しております。

POLOサポート

昨年後半の収穫としては、フィリピン人の雇用に数多く関わらせていただいたことがございます。
就労ビザ申請はもちろん、フィリピン人独特の手続きであるPOLOに関するご相談をいただき、間接的ではあるものの、知識と研鑽を積むことができました。POLOのHPから得られる情報が限られているため、今年も事例に基づく情報提供ができれば幸いです。

一番勉強になったのは、日本の就労ビザ申請は欧米やアジア諸国と比較して、必ずしも難しくないと知ったこと、むしろ緩いのかも…という認識に至ったことです。というのもPOLOでは、日本のビザ申請よりもさらに詳しい説明や手厚い待遇が求められていたからです。

外国人のビザ緩和について思うこと

折しも国会で外国人雇用についての議論がなされ、外国人労働者の受入への関心が高まった時期でもありました。
外国人の就労ビザ申請をされる法人様は、現時点では知的労働者を雇用するケースがほとんどですが、今年は「特定技能」の在留資格創設が決定しましたので、より多くの外国人就労者を迎え入れることとなるでしょう。

しかし地方においては、東京や横浜の入国管理局ではとうてい許可されないような案件が、堂々と申請されていることも知りました。
深刻な人手不足への対処とは言え、ビザをとってもらってすぐに都市部に転職する人もいますから、地方と都市部とで許可要件が異なるのは、本当に事業者と就労者双方のためになるのか疑問です。
ただでさえ諸外国と比べて緩い要件(低い待遇)のこの国を、優秀な外国人は働き先として選ばなくなってしまうのでは?

2019年の展望

年末に法人を設立し、行政書士業務となじまない作業は、法人でやっていくこととしました。
これまで当事務所のサイトを訪れブログ記事にコメントやお問合せをくださった方々すべてに、行政書士業務としては回答が行き届かない部分が多々ありました。業務として頼むほどではないんだけどちょっと聞いてみたい、確認したいというご要望を大切にし、同じ分野に関心のある方々ともっと相互にコミュニケーションできたらと思っています。

2019年も「海外進出、外国人材、薬事申請」をテーマに活動していく所存です。これからは個人の時代。法人に属していても、ご担当者は個人です。
キャリアアップやプロフィールアップ、海外投資や留学について知りたい、複業もしたい。そんな個人の方々の支援を今年も心がけてまいります。

 

本記事の無断複製、転載、転用、配布は、固くお断りいたします。

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