3月から行われていたフィリピンの都市封鎖(ECQ=Enhanced Community Quarantine)は、2020年5月15日の期限後、段階的に緩和されてきました。
3月以降、POEAはもちろん人材送出しエージェントの業務もできなくなり、手続がストップしていた企業様も多いと思います。
6月1日再開
2020年5月19日付けのPOLO東京のアナウンスメントによると、フィリピン大使館ならびにPOLO東京は、2020年6月1日から業務を再開するようです。
またフィリピン本国でも、エージェントとPOEAの業務が6/1から再開されるとの連絡がありました。
POLO東京では、感染症対策として本国の「ニューノーマル」と日本の「新しい生活様式」双方を取り入れた業務提供となる見込みですが、これまで中断していたフィリピン人就労者の雇用手続も、ようやく進みそうです。
POLO東京のアナウンスメント
POLO東京のアナウンスメントは英語のみですので、簡単に概要をご紹介いたします。
営業時間は午前10時から午後2時、フィリピンと日本の祝日を除く月曜日から金曜日です。
職員とお客様の安全保護のため、下記の措置をすることになりました。
①雇用書類の提出のみが目的のお客様は、郵便や宅配サービスをご利用ください。当面の間ウォークイン(予約なし)の方の対応はできかねます。
②OECやOWWAメンバーシップなどの手続は、予約のある方に限ります。当面の間ウォークイン(予約なし)の方の対応はできかね、下記の措置にご留意願います。
・予約したとおりの日時に来ること
・予約のある方のみ、入館できます。障害のある方(PWD=Persons With Disability)を除く、無関係の同伴者はご遠慮ください。
・ソーシャルディスタンシング、マスクの着用、咳エチケット、体温の計測、消毒液の使用の厳守
・37.5度以上の体温の方は、入館をお断りします。
各種相談や予約のための連絡先も記載されていますので、詳細はPOLO東京のアナウンスメントをご確認ください。
当社の対応
当社でも、高度人材ならびに特定技能のお手続きがインタビューの日程調整で止まってしまった企業様もありましたが、このアナウンスメントを受けて、6月1日にスタートできるよう準備書類を再度チェックする等しております。
フィリピン本国では政府の補償が限られていたり失業者の増加等、国民や事業者にとって不安な日々だったものの、この間にフィリピン人社員さんを増員することになった日本企業様が出てきたりと、フィリピン-日本間の人材交流は底堅いようです。
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